1月
てんてこ祭(県無形民俗文化財)
1月3日 熱池八幡社
熱池(にいけ)町八幡社で行われる豊作祈願の神事。約1140年前の御田植えの儀式を今に伝える祭です。赤装束の厄男が太鼓の拍子に合わせて、腰に結んだ男根をかたどる大根を「テンテコ・テンテン」と小気味よい太鼓のお囃子に合わせ腰を振り練り歩く奇祭
三河七福大祭
長円寺
節分会(豆まき)
勝山寺
西尾城の鬼門封じの祈願寺として江戸時代に創建の勝山寺は、真言宗醍醐派の寺。本尊は不動明王。開運出世不動明王の前で大護摩祈祷や豆まきによる厄払いを行ない、祈願した人にクマデが渡される。「厄よけクマデ」と、家内安全・商売繁盛を願うテングの面飾りの「福クマデ」の2種類
2月
鳥羽の火祭り
2月 第2日曜日 鳥羽神明社
祭りの起源は、約1200年前と伝えられる。高さ約5mの「すずみ」を二基作り、中に神木と十二縄(月の数の縄)を納め、それに火打石で点火して始まる。そして「すずみ」の燃える中に、西側の福地(ふくじ)、東側の乾地(かんじ)の二つの地区に別れた奉仕者たちが、厄男を中心に炎の中に飛び込み、神木と十二縄を競って取り出し神前に供える。この祭りは「すずみ」の燃える具合と、「福地」「乾地」の勝敗によってその年の豊凶を占う神事
矢田のおかげん
(最終土・日曜日) 養寿寺
徳川家康ゆかりの寺として知られ、釈尊涅槃会は『矢田のおかげん』と親しまれ、境内はたくさんの露店と多くの人々で賑わいます。「かげん」とは管弦楽のことで、今から約310年前の飢饉の時、人々は音楽を奏でることで安泰や繁栄を祈りました。さらに領内休日の釈迦の命日に管弦楽付の涅槃会が許可されたことから始まったと伝えられています。